ダンラ・ユムツォ湖：星に最も近いボン教の聖なる湖
ダンラ・ユムツォ湖（当惹雍措）は、最も古いボン教徒によって崇拝される最大の聖湖であり、チベットで4番目に大きな湖です。水深は210メートル以上で、現在知られている中でチベット最深の湖とされています。太陽の光が雲を抜けて湖面に差し込むと、角度によって美しい色彩が変化します。
この湖は標高が非常に高く、光害がほぼゼロ。そのため、「星空に最も近い場所」として知られ、地球の第三極の星空観測地として最適です。観測のベストシーズンは9月から10月です。
紫外線が非常に強いため、日焼け止め必須
高山病対策薬や酸素ボンベの準備を
月明かりのない晴れた夜が観測に最適
ダンラ・ユムツォ湖：ボン教最古の聖地とピラミッドの山々
ダンラ・ユムツォ湖（当惹雍措）は、チベットで4番目に大きな湖、中国で2番目に深い湖であり、最古のボン教徒によって崇拝された最大の聖なる湖です。湖は南北に延び、靴底のような形をしており、三方を山に囲まれています。唯一、南岸のダールゴ山東側に開口部があります。
ダールゴ山は、7つの黒い山頂からなり、頂には雪が積もり、整然と並ぶピラミッドのような形をしています。湖とともに、ボン教徒にとって神の聖域とされています。
湖畔にはユンボン寺があり、崖の洞窟に築かれた寺院で、象雄時代の最も古いボン教寺院の一つとされています。
ダンラ・ユムツォとダールゴ山七峰：ボン教の神聖な聖域
ダンラ・ユムツォ湖は、南北に伸びた靴底のような形の大きな湖で、三方を山に囲まれています。唯一の開口部は南岸のダールゴ山東側にあります。
ダールゴ山には、黒褐色の七つの峰があり、雪をかぶったその姿は、整然と並ぶ七つのピラミッドのようです。ダンラ・ユムツォ湖と七峰は、ボン教徒によって神の聖地として崇められています。
湖畔の集落・文部郷（ウェンブ） ダンラ・ユムツォ湖の湖畔には、約100世帯ほどの小さな村「文部郷（ウェンブ）」があります。村人の多くは農牧兼業で、湖沿いの畑では青麦、ジャガイモ、菜の花、小松菜などを栽培しています。ここはチベット湖畔の素朴な暮らしと自然との共存を感じられる場所です。
